2018年10月14日
泥ドロ・ダーッ!
トロパラ・ファイト・クラブのハラちゃんで〜す!
先日、ポイント開拓で「泥ドロ」してきました。
調査へ行ったのは、河口近くで底がズブズブの砂泥底ポイント。
久しぶりの泥ドロダイビングで、ここは気をつけたほうがエエな!いう事を改めて感じましたので、幾つかお伝えしたいと思います。
泥地のポイントは環境や人的な影響で視界が劇的に悪くなることがあり、はぐれん坊になってしまう可能性が高まります。
通常のダイビングでもそうなのですが、はぐれてしまった場合の対処法は、潜水前に念入りに決めておきましょう!
もし、はぐれてしまった場合は、探し回らず、その場から水中ライトなどでシグナルをおくることをお勧めします。
相手に自分の位置を知らせる時にも利用できる「水中ライト」や、自分で移動しなければいけない時に必要な「コンパス」は必須だと言えるでしょう。
装着している器材もブラブラさせないよう固定し、エントリー前に再確認をして下さい。
エントリー後は水底からの距離を普段より少し高めに設定し、フィンキックはなるべくあおり足で。
着底はゆっくりと突き刺さるようにし、フィンやカメラを動かす時も慎重な動作を心がけて下さい。
泥はちょっとした小さな動きにも反応し、たちまちモクモクし始めます!
流れがある時はさほど神経質になる必要はありませんが、流れてくる方向を意識してポジションをとりましょう。
誰や!このモクモクはー💢
実は自分でした…いう事のないように。
また、着底後には殆ど動かなくてもいい場所を選び、慎重に突き刺さりましょう。
突き刺ささると言ってもパイルドライバーのように脳天から突き刺ささるわけではおまへんです。
例えば…
頭から水底へ近づき、指2〜3本又は指示棒を水底に突き刺し身体を支える。
フィンをゆっくりと先端から降ろし水底へ突き刺す。
両膝も突き刺すようにゆっくり降ろし、ポジションをとる。
水底と接する面が多く、水の動きが大きく強いほど、モクモク度は増します。
突き刺さった後は、しはらくその場所に居るつもりで!
直ぐ移動するような安易な着底は極力控えましょう。
また、動かずにいる事で、周りの生物がよ〜見えてきます。
後は「泥ドロファイト」をじっくり楽しんで下さい。
普段と全く違う環境のファイトはとても新鮮で、出会う生物たち全てが「おーっちょっと違うんちゃうん?」と単純に思ってしまうほどワクワクします。
リゾートから約30分で行けるこの場所は、新たなダイビングポイントとして、もう少しリサーチし、皆様にご紹介出来ればと思っております。
乞うご期待!
ワテも泥地はまだまだ初心者。
泥での新たな発見や、水底になるべく影響を与えない浮き上がり方は、ドロドロ・パート2でご報告をいたしたいと思います。
ps:
砂泥底のポイントは中性浮力のトレーニングにも最適です!
砂泥底のポイントで着底からの移動時に、後ろを振り向いてみて下さい。
今までのフィンワークが、他のダイバーや水底に住む海中生物達に、かなりモクモクさせていた事を、認識することになるかもしれません!
フィンでコントロールしていた動きは、砂泥底では通用しません!
モクモクの原因になります。
また、肺を使った中性浮力のコントロールも必要になってきます。
ある意味、「泥ドロダイビング」は自分の中性浮力を見直すのに打って付けの場所だと言えるでしょう。
また、コンパスを確実に使いこなす事も必要です。
是非この機会に、自分のスキルの再確認や、さらなるスキルのアップも含め、一緒に泥ドロ・ワクワクしましょう!
スキルアップで何かありましたら、遠慮なくご相談下さいませー!
よーし、行くぞー!
1.2.3.ファイト・ダーッ!