2018年8月25日
バトルロイヤル・ダーッ!
「トロパラ・ファイト・クラブ」のハラちゃんでぇ~す!
参加選手全員がリング場でファイトをし、最後に残った選手が勝利となる「バトルロイヤル」というプロレスの試合がある。
最終的に強く人気のある選手が残る場合が多いが、番狂わせで意外なレスラー同士2名で最後のファイトをする事もある。優勝した選手はチャンピオンと闘う挑戦権や、賞金をゲット出来るという内容だ。
試合は多数の選手が入り乱れるので、次々と目の前に現れる相手を倒していかなければ、最後のファイトまでいけないのだ。
ダイビングでもバトルロイヤルのような状況で、魚達が入り乱れている場合がある。
今回の撮影は一つの岩に魚達がごっちゃりといた。
その中でターゲットにしたのは、サイズが4cm程度の「ケラマハナダイの♀」。
しかし、テンジクダイの仲間達が数多くいる為、簡単にはファイトをさせてくれなかった。
ターゲットとファイトするタイミングで邪魔が入った画像がこれである。
困ったことに、魚達が入れ替わり立ち替わりファインダー内に入ってきてしまうのだ。
手で追い払いたくなる気持ちを抑え、そんな時はとりあえず「バトルロイヤル撮影」を試して頂きたい。
どういう事かというと、ターゲットとファイトをしている時、ファインダー内に入ってきた邪魔な相手も含め、全ての相手とファイトをするのだ。
相手にプレッシャーをかけることで、一匹づつリング外に追い出していくという方法である。
最後の相手が見えてくるまで、諦めずにファイトを試みよう。きっと突破口が見えてくるはずだ。
邪魔者が居なくなれば、後はラストファイトをじっくり楽しもう。
魚が沢山いてターゲットを狙い辛い時は、是非「バトルロイヤル」を試してみてくれ!
PS:
多種多様の魚達が同じ環境で生息している状況はよくあることだ。
多くの魚達が入り混じっている中で、1匹の被写体しか狙わないスタイルは、逆にシャッターも押せずイライラとストレスが溜まってしまう。もしくは諦めてしまう場合が多い。
そんな時には「バトルロイヤル撮影だ!」と気持ちを切り替え、ファインダー内に入ってきた被写体と徹底的にファイトをするのだ。
ある意味その方がストレスにもならないし、別の被写体もゲットできる。予想もしなかったタイミングや魚に遭遇するかもしれない。最終的にターゲットにたどり着くことが出来なくても、幾分か気持ちはスッキリしているはずだ。
「バトルロイヤル撮影」は、様々な状況で対応出来るので是非覚えておこう!
よーし、行くぞー!
1・2・3・ファイト・ダー!