2022年8月21日
台風後のシブランダイビング報告第4弾
おはようございます! またまた、ネグロス島のシブランのダイビング報告です。 まだまだお見せしたい写真はあるのですが、超マニアックな世界に突入しそう なので(笑)、今回の第4弾で終了しておこうかと。 超マニアックな世界は、 実際に潜って実感して下さいませ~。
まずは、
イロカエルアンコウ(の赤ちゃん)! 1㎝ちょっとのお方でした! が、体の中央に邪魔するものがあるので(;^^A 反対側から、もう一枚!
イロカエルアンコウ あぁ、よかった\(^^)/ 背ビレはふにゃっとしてるけどね(笑)
そして、今回撮った唯一のベラ(;^_^A
ショルダースポットラスのメスです! 意外にストロボが届く射程圏内に入らせてくれました(驚)! オスは名の通り、肩(魚の肩って?)にボッチがあるのですが、メスはストロボが 当たっても確認できましぇん、、(~_~;)
こんなお方たちとコラボしてましたぁ~!
赤いお方たちは、バナナフュージラー! 鼻先の黄色と尾ビレの両先端の2個のボッチが特徴です。 肉眼だとこんなに赤く見えませんが、ストロボが当たる と、この通り! 面白いですねぇ。 ちなみに、REEF FISH Identification
では、ルディフュージラーで載ってます。
タカサゴの仲間といえば、なんと、 テンジクダイの仲間に紛れてるお方たちもいました!
テンジクダイの仲間たちに紛れてるのはササムロ。 目の上を通る黄色い線が 特徴ですな。 いやぁ、タカサゴの仲間がテンジクダイの仲間に紛れるなんて、 信じられないよねぇ。 よく見ると、フエダイの仲間も混じってるじゃないです!
もっとよく見てみましょ。
写真中央右、ササムロが背ビレ広げてます。 黒っぽい縁取りがあるんですなぁ。 いつも泳いでるから、そこまで見えないっス! それはそうと、フエダイでした。 写真左下のが、背中側に黄色い線がなくて、微かに黒ボッチも見えるので、 ニセクロホシフエダイかな。 そして、その奥はロクセンフエダイか。 水中では 黄色い線の間がもっと蛍光水色に見えます。 ヨスジフエダイも蛍光水色が 目につきますが、お腹が白いからね。 蛍光水色が出てる写真もありました!
やっぱり、お腹が白かった! その奥にいる黒ボッチありのフエダイも蛍光水色
が確認できる? こちらは、ロクセンフエダイです。 大人になると、黒ボッチが なくなります(驚)! そして、もう一人、その間に居て、黄色い線の間に暗い線があるお方、こちらは、キュウセンフエダイみたい。 ごそっとフエダイが いるなぁ、なんて軽く思っても、よく見たら3種! いやぁ、奥が深いです~。
ちなみに、写真右上のテンジクダイは、セホシテンジクダイ!
あぁ、今回は脳みそ使ってます(;^_^A ので、ここらでちょっとひと休み。
メガレイ! 体の真ん中に3人のグレイが住んでます。 いや、そう見えないですか(笑)? これもね、模様が消えたりするんですよ! 面白いなぁ。 食べれるくらい大きいです~(笑)。
そして、
カニさん合体中~!
この青っぽいハサミ脚は、タイワンガザミのオスか。 じゃ、下にいるのは タイワンガザミのメスですな!
最後は、スズメダイで締め!でしょうか。
ブラックバンデッドデモイゼルの幼魚。 黄色がいい味出してます。
そして、
ヨスジリュウキュウスズメダイ!と見せかけたミスジリュウキュウスズメダイ(笑)! 確かに4筋あるけど、本物は尾ビレの先が黒いんですよ! このお方は、 尾ビレの付け根が黒い。 あぁ、どうにかして、ヨスジリュウキュウスズメダイに なりたかったのかなぁ。 頑張って!
せっかくのネグロス島のダイビングだから、トロパラ周辺には少ない(と思われる) スズメダイを撮ってみましたが、このお方は微妙、、、、。
オキスズメダイ? 本来、大人は深い深度にいるとのことですが、これは水深一桁で撮りました。 幼魚は浅瀬にいる、ってことこなのでどうでしょう? みたことなかったような 気がします(;^_^A
微妙ついでに、
メイチダイ? まぁ、その仲間ですよねぇ。 さらに、ついでに写真左下にも
ホシハゼの仲間がぁ~(笑)!
台風後のシブラン、いかがでしたか? マクタン島やリロアンは、台風後は
ほぼ全滅でしたので、こんなに面白い生きものがいてくれるとは思って
いませんでした。 これで、ひと安心。 ただ、島間のバンカー移動が大変
厳しくなっています、、、。
次回もお楽しみに!